明日は夏至。
イギリス、ストーンヘンジの夏至祭りは、今年はオンラインで配信されるようです。
https://m.facebook.com/events/581183132524229/
紀元前3000年から1500年の間に建造された巨石遺跡。
ケルト民族のドルイト教徒は、夏至の日の朝日のエネルギーを闇に打ち勝つ力として信仰していました。
ストーンヘンジへは、3回行きました。
大学の卒論でトーマス・ハーディーの『TESS』について書いたのですが、
テスは最後にこのストーンヘンジで死ぬのです。
どうしても見てみたくて、卒業した年に訪れたのが最初です。
その時は柵などなく、11月でしたが、誰もいなくて、
巨石に触れたり、芝生に寝転んだりできたのでした。
次に訪れたのは28年くらい前か。
その時はもう観光客でいっぱい、柵が張られていました。
ストーンヘンジの周りは、草原。羊たちがのんびりと草を食んでいます。
平和。
本当に、平和。
世界のあちらこちらで紛争が起き、不満が吹き出している。
でも、地球の表面積からすると、ほんの一部でしかないのですよね。
人間が多くいる場所が、荒れているのです。
「イギリスには、本当に妖精がいるのですよ」
英詩のM先生は、遠い目をしてそう言いました。
私が大学の授業で覚えている言葉は、これだけです💦
でも、このM先生の言葉だけで、どれだけ想像が広がり、
イギリスからスコットランドへ1000Kmの車の旅につながりました。
インバネス近くの森で、妖精の声に追いかけられたという経験も、
M先生のおかげです。
今夜は妖精とつながりやすい日らしいのですが、
家にいる・・・。
ちょっと、どうしていいかわかりません。
こんな場面に遭遇したい。