十代の若者の市販薬の乱用が増えているという。

風邪薬、咳止めシロップを大量に飲み、

気分を盛り上げたり、

ふらふらになって現実逃避をするために。

 

「多幸感」求め依存

 

新聞記事にはこうありました。

 

 

先日、大学の授業の中でこのような声がありました。

 

「いま、みんな生きていくので精一杯で、安息を求めている」

 

さまざまなところで二極化が進んでいる感があります。

富める者と、そうでない者。

アグレッシブな人と、そうでない人。

社会のあり方、仕組み、時代の流れが、生きにくさにつながっていることは確かにありますね・・・。

 

誰もが、生きることに精一杯です。

その「生きること」が、よりよい人生を創造していく、自分を進化させていくための精一杯なのか、

「生活」のための精一杯なのか。

おそらく、それぞれの出発点のベクトルがポイントなのだと思います。

 

「多幸感」

幸せ感は与えられる者ではなく、

自分の中で生み出していくもの。

ましてや、薬で得られるものではありません。

 

幸せは、自分の心が決めるもの。

 

もっと自分を大切にしてほしい。

でも、どうやって大切にしていいのか、わからないのよね。

 

薬に依存することがいい、悪いという判断を押し付けるのではなく、

薬は一つしか買えないという制度を作ることだけではなく、

もっと芯から伝えていくことが必要なのではないか。

 

明日の大学の授業で、こんなテーマを投げかけてみようかと思います。