WAR IS OVER!

 

1969年、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが新聞に出した個人広告。

ベトナム戦争が激化し、アメリカ国内で反戦運動が高まっていた頃です。

 

 

WAR IS OVER!

IF YOU WANT IT

 戦争は終わる、もしあなたが望めば

 

このメッセージは世界に広まり、

世界平和を語る時のキーワードになりました。

 

50年前はベトナム戦争。

50年という年月は、人間を進化させたのでしょうか。

世界のどこかで起こっていること。

武器を使わない、経済でも対立が深まっています。

 

やられたら、やり返し、

やり返されたら、やり返す。

怒りに、怒りを返す。

 

終わりのないループに入っていく。

 

人々は憎しみをあらわにして、SNSの中で攻撃しあう。

 

現代は、国同士の争いとパラレルに、

その国の人間同士の争いもあらわになる時代になってしまいました。

 

それは、ある意味、「罠」にはまってしまったことのように思えます。

 

美しいか、美しくないか。

 

日本人は古から、これが価値判断の基準でした。

善悪でも、白黒でもなく。

その在り方は美しいか、美しくないか、です。

 

外交の問題は、とてもセンシティブな対応が求められます。

国の名誉、誇りもあります。

美しく、毅然と、凛とした対応を願います。

もちろん、平和のうちに。

 

私たちにできることは、惑わされず、感情的にならず、

美しく、毅然と、凛としながら、平和を祈り、日常の中で平和を実践すること。

それには、いま目の前にいる人を思いやり、

大切な人を大切にし、

自分と自分の人生を汚さないように大切に生きること。

 

WAR IS OVER!

 

『IMAGINE』を聴き、そう、『Jupiter』もたくさん聴いてください。

つながっていること、ひとりではないこと。

究極、国も民族も越えていけること。

 

国の在り方が問われているということは、

ひとりひとりの在り方が問われているということ。

 

争いの時流に乗せられてはならないのです。