今日もすばらしい日。
お天気がよくて、湿度が低くて、気持ちがいい。
朝、いつもよりも早めに目が覚めて窓を開けたとき、
あ、海、行こう。
そう決めて、いろいろ段取りをして、あれこれと考えている間に、
(でも、原稿書いた方がいいかな)
などという思いがよぎります。
いや、だめ。
ここは乗り越えるところだ。
雑念を振り払うように支度をして、車に乗りました。
行きたいと思ったときに、行ける勇気がほしい。
17歳のある朝、(海、見たいな)を思い、友達に電話をしました。
選択授業をうまくやりくりして、お弁当を食べてすぐに学校を出て、
七里ケ浜に行ったのです。
当時、D&Sというサーフショップがあり、その二階の喫茶店でソーダを飲みながら、
「行きたいと思ったときに、行ける勇気がほしい」
ということについて、友達と延々と話したことを覚えています。
行きたい、と思った自分の思いに正直になること。そして行動すること。
勇気のない自分を感じていたからこそ、授業をさぼってでも行動できたのは、
私たちにとって、とても大きな進歩だったのです。
それは、今も同じ。
行きたいと思ったら、行く。
やってみたいと思ったら、やってみる。
会いたい人に会い、
話したい人と話す。
ささやかなことかもしれませんが、私たちは知らず知らずのうちにつまらないジャッジをしてしまう。
それが自分を狭めていることに気づかないものなのです。
私はよく、永遠の17歳と言って、みんなに「え?」と引かれてしまうのですが、
海を見たいと思って、すぐに行動できた17歳の私を失いたくないのです。
海の近くに部屋を借りている友達に連絡してみると、
ちょうどこちらに来ていて、
気持ちいい風に吹かれながらいろんな話をしました。
あれから40年…あの時と同じように思い立って行った海で、
友達と深い深い話をしている。
波は浄化、そして宇宙エネルギー。
波打ち際を歩きながら、軽くなっていくのを感じました。
行きたいと思ったら、行く。
17歳のテーマは、これからますます大切になる。
時間が限られていくから、ね。