母が亡くなってから、父は母の夢をよく見るようになったといいます。
特別なストーリーがあるわけではなく、
ふたりで電車に乗っているとか、
食事をしているという、
日常の延長のような夢だそう。
心と日常にぽっかりと開いた穴を
夢はこんなふうに補ってくれるのかもしれません。
母と一緒にいる夢を見て、
朝、起きたときの父の気持ちを思うと胸がきゅっとなります。
(ああ、夢か)
母がもういないことを、夢は癒しとともに伝えているのかもしれません。
11月26日、27日に、日本エドガー・ケイシーセンターの会長であり、
夫である光田秀と「ドリームヘルパー講座」を開催します。
あの奇妙なストーリーの夢には、私たちの成長を促すためのメッセージがあります。
そしてそのメッセージを行動に移してみることで状況がよい方向へと向いていきます。
私と光田は、夢療法家の坂内慶子先生の夢から始まりました。
そして結婚を決めるまでの数ヶ月の間、私は何度も「大丈夫」「安心していい」というメッセージの夢を見ました。夢に背中を押される形で結婚を決めましたが、迷いも何もなく自分の決断を受け入れることができました。
それはなぜか。
夢は、自分の深い超自我と言われる領域から発せられているものだからです。
私の感覚で言うと、超自我は「答え」を知っている場所。
私は迷ったり悩んだりしたとき、いつも思うのです。
「自分はもう答えを知っている」
迷うことも悩むこともつらいですが、この確信だけは揺らぐことはありません。
これが、自分を信じるということなのだと、夢を深めるたびに思うのです。
夢のメッセージから問題の解決方法を見いだすこと。
夢を大切にすることは、真の自分を大切にすること。
夢は、もうひとつの現実であるということ。
このことを多くの人に知っていただきたく、
「ドリームヘルパー講座」を開催する次第です。
数日前、私は父と母と新しい家を見にいく夢を見ました。
夢の中で「ベランダのある家がいいな」と言っています。
今は、母が夢に出てくるだけでうれしい。
夢はときどきこうして私を癒し、
もう少し視野を広く持つこと(ベランダ)の必要性を伝えています。
確かに、今の私にその視点は大切かもしれません。
「ドリームヘルパー講座」の詳細はこちらです。
https://asp.jcity.co.jp/FORM/?UserID=lifeartist&formid=183