昨晩きょうラマダン明けのお食事(イフタール)をいただきに、東京ジャーミイに行ってきました。お食事の前に礼拝堂でお祈り。トルコの空港で自爆テロがあったばかり、世界平和を祈ります。
礼拝堂に響くコーランの読経は美しく、
お香でしょうか、礼拝堂は甘く美しい香りに満ちていました。
モスクは内も外も美しい。
イスラム模様のアラベスクのエキゾティックな美しさに心奪われます。イスラム教は偶像崇拝を禁止しているので、このようなデザインが発展したのだそうです。

マグリブの時間になり、お食事が始まりました。
ヨーグルトとおかゆのスープ。
じゃがいもとラムのお団子のシチュー。
ピラフ。
これがラマダン月のほぼ一ヶ月、無償で提供されます。
この懐の深さというのか、
心の広さと言うのか、
なんだか感動しました。
宗教だから当然だといわれたらそれまでなのですが、人種も宗教も越えて人は優しくなれるのに、と思わずにはいられません。
あたりまえのことほど難しく、
あたりまえのことは複雑すぎる。

またあのモスクの美しい静けさの中に身を置きたいと思っていたら……今日、動画を撮影しにいったスタジオはモスクのほぼお隣。窓から美しい屋根と尖塔が見えました。