自分を磨いていくために、
どんな大人になりたいか、どんなライフタイルをめざしたいか、
そんな「モデル」となる人、憧れの人がいることが大切だと思います。
作詞家になるずっと前、中学生の頃から安井かずみさんは永遠の憧れ。
心のどこかにそんな「モデル」「憧れ」があるだけで、豊かな気持ちになるものです。同じようなライフスタイルといかなくても、生活の中のどこかが憧れに近いだけでも、十分、幸せです。
もうひとり、憧れの大好きな女性、Nさんがいます。
会ったのは、二十代のとき、あるホームパーティーでした。
青山にあったジュエリーのブティックのオーナーで、私が指輪を買おうとしたら、
「由美ちゃん、指輪を自分で買っちゃダメ」
と、女指輪道を教えてもらいました(でも、遂行できず💦)。
その後、一緒にお食事など、なかなかそんな機会はないのですが、なぜかいろいろな場所で偶然出会う。それも、何度も。
表参道で、パーティーで、文化村のエレベーターで、そして数年前はパリのフォーブルサントノーレのプティポワンという子ども服のお店で。
Nさんはファッション業界で素敵なブランドを展開し、パリにアパルトマンを借りて一年のうち数ヶ月はパリに滞在。60歳過ぎたら、パリとハワイと東京を行ったり来たりしたい私の憧れのライフスタイルです。
何と言っても、Nさんは美人で元気でポジティブ。

そして今日、久しぶりに偶然、代々木上原の駅でばったり。
「由美ちゃん、あっという間に66歳になっちゃうわよ。私、こんな年になるなんて思ってなかったのに」
フランス人の友達とフランス語で話をしたいからフランス語を習いはじめて、トレーニングもして、、明日からパリに行くとのこと。
素敵すぎます。
「由美ちゃん、がんばって! 書く仕事は素敵よ。時間はすぐに経っちゃうから、今やれることをいっぱいやることよ」
またね!と手を振ったNさんの笑顔は、とってもキュートでした。
「由美ちゃん、パリで会わなくちゃ、私たち!」

そうですね。
ぜひぜひパリで会いましょう!

さ、仕事しよ。