私は「リベンジ」という言葉が嫌いです。
何年か前に流行語に選ばれたらしいのですが、「リベンジ」という言葉を耳にしたり目にするたびに、ざわっとした違和感を覚えます。
カタカナ日本語ではいまや「雪辱をはたす」「再挑戦」といった意味で使っていますが、元の意味は「復讐」「報復」です。
「リベンジ」を聞くたびにこの二つの言葉が頭に浮かびます。「リベンジ」にも言霊があるのではないでしょうか。
それは、心に通じますから。.
「また挑戦します!」 「またがんばります!」では、伝わらない?
説明するのは、面倒くさい?
「ヤバい」で何でも通じてしまうように、「リベンジ」ひとことで済ませてしまう。
「リベンジ」と口にするとき、心がざわつかないのでしょうか。 「復讐」「報復」から何も生まれない。
「リベンジ」は、決意表明にすればいいのです。
しきしまの大和の国は言霊の幸はう国ぞ真幸くありこそ 柿本人麻呂日本は、言葉によって幸せになる国なのです。