●神の御子は今宵しも

いつもと変わらない朝。
でも、今日はクリスマス・イブ。
救い主がお生まれになる前の日。
「お暗き世界」だったのでしょう。

保護者聖歌隊で６年間、クリスマス・ページェントでクリスマス聖歌を歌いご奉仕をしました。クリスマス聖歌を歌っていると、胸の奥から歓喜が湧き起ってきます。クリスチャンでない私でさえ、イエスさまをお迎えすることへの歓喜で泣きそうになります。
音楽の力なのか、歌詞なのか。
音楽は空気の震え。
その波動が心の奥の弦をつま弾くように、心を震わせます。

「神の御子は今宵しも」讃美歌111番。
♪神の御子は今宵しも　ベツレヘムで生まれたもう

この「ベツレヘムで」というところで、私はいつも胸がいっぱいになり歌えなくなりました。ぐっとくるメロディーなのか、わかりません。
クリスマス礼拝の練習をしているときも、礼拝で歌うときも、
ベツレヘムという言葉の響きが懐かしいような、
自分も「急ぎゆきて　拝まずや」とそんな気持ちになるのです。
いつの時代かの人生で、キリスト教を信仰していたのかもしれません。

クリスマスおめでとうございます。

「神の御子は今宵しも」