やらせメールについて一言。


 九電組織が求めるのは従順で無能だった。  無能と言われるまで・・・・・彼らは自分たちを有能と思ってきた。


 あまりに厚顔無恥と言われるかもしれないが,組織の中で優秀な人は嫌われ,そして出る杭は打たれることは日常茶飯事だったと思う。


 何よりも労働組合と会社は一体であり,組織内議員をグループ企業を動員して当選させるくらい地元では力を持っている。   その油断もあったのだろう。   やらせ動員で世論操作することは仕事以上に大事なことと認識しており,動員慣れもあって県民として組織の有利な形で動くのは義務と思っていただろう。


 自分も正直,勤務先から動員要請があれば,原子力賛成の立場で動くと思う。

 勘違いかも知れないが・・・・・・上司から要請されれば嫌と言えない。


 やらせと認識できないのは,今までもそうしてきたからという無謬性がある。  組織の常識は絶対であり,逆らうことはできない。


 世論が傾いた今,九電は反省しているだろう。  だが,責任を取らせるべく社員はいない。  社長が辞任することで組織は維持されのだから。  組織から言えば社長一人の責任だけで被害はない。


 こうして無能で従順の組織が守られれば収入は約束され,退職まで安泰で居られると勘違いする。


 実際,こうなった組織は粛清を繰り返しながら坂を転がり・・・・・ゆくゆくは破綻する。