正月にNHK大河ドラマの「獅子の時代」を見て・・・・・今年こそは自由自治元年であって欲しいと願う。


 自由自治とは明治時代の秩父事件に由来する。  主人公の平沼銑次(菅原文太)の男らしさに惚れこむドラマであった。


 会津人でパリ万国博覧会に参加し,幕府を擁護する賊軍となり,会津戦争そして函館戦争と戊辰の時代を生き抜き時代の事件に巻き込まれていく,どっしりと立ち向かっていく姿が共感を覚える。


 斗南藩に移り,江戸で商人を目指したり波乱万丈どころではない。 西南戦争を経て・・・・監獄入り・・・・脱走して小樽事件・・・・秩父事件に関与する。  常に弱いものの味方である。


 家族想いで男臭さ・・・・そして女に優しい一面を持ち,お紋(大原麗子)を大事にする姿の菅原文太でなければ演じられないドラマである。


 会津人は頑固者であり,薩長を憎むのも無理はない。  だが,ドラマの中の刈谷(加藤剛)は薩摩出身でありながら会津の平沼銑次の妹を嫁にする。


 大原麗子のお紋役もすばらしかった。 一途な思いが伝わるいいドラマであった。 菅原文太は自由自治元年を掲げた旗を持って一人突撃する姿で終わっているが・・・・・・阿久根や名古屋も自由自治で国の抑制を受けずに自由自治を貫いて欲しい年である。


 自由自治とは究極は国から独立するということである。  ご意見無用!! 地方の事は地方に任せればよい。 地方の痴呆議員は地方が解決すべきことである。