劇的な優勝に「まだやれるのに」と解消を惜しむ声はこの日も当然聞かれた。だが潮田は「客観的に見ると本当にすごいペア」と認めながらも「オグッチには新しいペアで4年間目指したいと言われた。来年以降の復活はないと思う」と言い、小椋も「自分自身で決めた道。私の気持ちを分かってくれた玲ちゃんの気持ちを大事にして、しっかり歩んでいこうと思う」ときっぱり。現段階では最強ペアの復活はないことを強調した。

 それでも2人に後悔はない。「最後にこういう形で戦えてよかったという気持ちでいっぱい」(小椋)、「強い私たちで終わりたかった」(潮田)。バドミントン界に一時代を築いたオグシオ、今後はそれぞれ小椋久美子、潮田玲子として新たな道を歩み始める。 


 オグシオは強い。  そうした最高の場面でのペア解消は意義あるものとして,日本中が二人を讃えているのに感慨深いものがある。


 それぞれの想いは,新しい再出発を胸に秘めて,より人間性を磨くことだろう。


 最高の時のピークを過ぎれば空しい人生になるのかも知れないが,その時期に後進に譲ったり,自らを封印することで,最後という節目を作るのは並大抵のことではない。

 だいたいの人達が『まだ大丈夫』と過信して後悔することが多いだろう。


 再出発はその経験豊かな王者として,日本の若者の希望として更に努力を重ねて,日本のバドミントンは世界一と言われるようにその手腕を発揮して欲しい。