政府は14日、株価急落への対策として、自社株買いに関する規制を年内限定で一部緩和した。1日当たりの買い付け数量の増加が柱だが、産業界からは「効果があるかどうか分からない」(新浪剛史ローソン社長)など、冷めた声が目立つ。


面白い構図である。  もしかしたら政府の対応にノーを突きつけ経済界は市場株主主義を尊重しているとしか思えない。 従来の経済界と政治家は規制の中で日本流に経営をしてきたが,もはや国際的に通用しないというメッセージを発しているのではないだろうか。


 政治家のインサイダー取引に嫌気がさしているのかも知れない。 企業の経営と株主たる市場の立場を今の経営者はグローバルに捉えている。


 株価急落に対して欧州のように王道で国民を安心させることが,企業活動にもプラスされるということだろう。


 政策がアンポンタンでは経済界も政府に冷めるだろう。  そんな経済界と政府のズレが今日の市場の結果である。日経平均株価(225種)の終値は前週末比1171円14銭高の9447円57銭と9000円台を回復したのを見れば日本政府の対応は最低だった。