福田首相は会合で、権限移譲や国の関与の見直しに関する各省庁の検討結果がほぼ「ゼロ回答」だったことに対し、「現時点での対応は不十分と言わざるを得ない」と批判、関係閣僚に分権推進の協力を求めた。


 福田首相の指示を官僚が果たして聞く耳をもつだろうか? 中央官僚主義の解体につながり,利権や既得権益を手放すはずがない。


 官僚に突撃命令を出して『うしろから撃たれる』ようなことになるだろうと予想する。


 とかく日本社会は東大卒業キャリア官僚で政治が牛耳られてきた。 明治の薩長閥政治を経て,官僚政治の歴史を続けてきた日本は,西欧の民主主義とも違う独特の中央集権国家をはぐくんできた。


 ついこの間まで地方自治体は中央の官僚を官官接待してでも予算獲得に奔走してきたのである。

 

 飴玉欲しさに地方がそれに飛びつくことで優越感やキャリア意識を持ってきた官僚たちに分権を指示してもシカトするだけである。


 福田首相は地方の知事を味方にしないで・・・・・・官僚丸投げで指導力が発揮されると思っているのだろうか?官僚の代弁政治に嫌気をさしている国民の空気が読めていないと思う。


  難しい郵政民営化も国民の大多数の追い風に乗って政治をこなしてきた小泉元首相ならどうしていたであろう。

 官僚悪態を改革しない福田政権の支持率は閑古鳥なのも仕方がない。 医療も福祉も地方も政治でダメになるだけで・・・・・政治主導どころか官僚主導で日本がダメになるだけである。


 解散総選挙で戦おうとしない。 男なら小泉元首相のように改革のための解散総選挙をやれないのなら,安倍さんのように撃沈されてしまうだけである。