福田首相は4日午前、記者会見を行い、通常国会前の内閣改造について、「今の閣僚に引き続いてやってもらいたいと考えている」と述べ、改造を見送る考えを示す。 この首相真意は解散総選挙をサミット後にしたいという思惑からだと思う。

 内閣改造をせずにこのまま国民の支持を得るのには年金問題を解決しなければ自民党は崩壊しかねないという大前提を解決することにある。


 そのためにわざわざ『社会保障に関する国民会議』を立ち上げて秋に結論を出すことで解散総選挙を模索するというものである。


 この国民会議は経済団体や労働組合の代表、学識経験者らで構成。この会議を否定した民主党との連立話し合いの糸口を見いだす狙いもありそうだ。


 いずれにせよ自民党は古賀選対委員長が「衆院の3分の2の議席をどう大切に生かしておくかということも考える必要がある。解散してもいまの議席を確保するのは不可能だ」と指摘という背景があり,ねじれたまま衆議院の議席を維持するほうが得策という自民党ならではのしたたかな考えが働く。


 結局,ねじれ解消に消極的なのは自民党であり,国民の生活に必要な法案すら可決できない状態を作っているのも自民党である。  民意を否定,利権を維持したいがための時間稼ぎは自民党の印象を悪くするだけである。  時間の経過とともに自民離れが加速しそうだ。