「欠陥アンケート、費用返還を」 ケヤキ問題仙台市調査
仙台市が進める地下鉄東西線建設に伴う青葉通(青葉区)のケヤキ撤去問題で、市民団体「美しい仙台を創る会」(河村直人代表)は26日、市民1万人を対象に市が実施した意識調査は「回答の誘導を伴う欠陥アンケートで不当な支出だ」として、調査費用の317万円を返還するよう監査請求を行った。
創る会によると、調査結果を独自に分析したところ、自由記述欄に「東西線建設への疑問や反対」など、設問と異なる趣旨の書き込みが有効回答の2割に上った。
このため創る会は、「『現状のまま保存・維持』の選択肢が仮にあれば、さらに多くが『保存・維持』を選んだはずで、調査は市民の意向を反映していない」と主張。
加えて、移植費用を議会に提案した後に多額の費用をかけてアンケートを行うのは、「議会軽視で不要、違法な支出だ」などと、梅原克彦市長に調査費用を返還するよう求めた。
この記事は地方の建設業界が瀕死であり,公共事業を得るためにも民意を行政とともに変えていくことで仕事を増やしているということを聞いた。
戦後で復興した大通りの蒼々たるケヤキ並木である。民意をはかるアンケートの前に市長は移植という方針を掲げていたのであるが,市民団体の反対もあり,議会にはかることなく,アンケート設問を市長の意向に沿ったものとしたことから,またまた反発を招いたものである。
この反発は仙台弁護士会も「青葉通、定禅寺通、広瀬川、青葉山は仙台の守るべき街並みで、これらが守られないと景観はなし崩し的に壊れる。東西線の工事方法やルート変更を検討してもらいたい」と仙台市へ要請している。
地方の公共事業をどう考えるということであるが,市長は経済産業省出身の官僚である。アンケート手法で民意と議会の承認を得るように考えたのであろうが・・・・・・失敗に終わった。 むしろ火中へガソリンを撒いたようである。
地下鉄工事も大事であるが市民の慈しんできたケヤキ並木も大事である。
市長を支持する建設業界vs市民団体の戦いの様相になってきたのである。
議会での論議をすればいいのであるが60年もの間,市民とともに過ごしてきたケヤキ並木は杜の都のシンボルである。
この景観を残したいという気持ちは市民に強い思いもあろう。
公共事業で生きている建設業界も必死である。 ここで市長は民意をアンケートでなく選挙に替えてみたらどうかと思う。
地下鉄南北線の赤字を抱えて東西線も建設することで進めている仙台市は財政も苦しくなってくるであろう。 大阪市のようにハコモノで破綻したくないのも事実である。
議会論議も大事だが,市長が進退をかけて選挙をしてもいいと思う。
官僚出身の市長を選んだ市民が正しかったのか?市民に問うのもひとつである。