金曜日。
TNCの練習。

長女ウサビッチ(中1)のフォームチェックなどが出来る貴重な練習日なのだが…。
部活での夏休みの宿題のチェックが8/21にあるそうで、今日・明日と祖父母の家に遊びに行く予定になっていたので慌てて宿題をやっている。

早い段階で終わる予定だったのだが…。
自分から見ても充分余裕があると思っていたのだが…。

想像以上の難関が待っていた。

まぁ、コレは後半書くとして、そんな理由でウサビッチは不参加。

次女赤ちゃん(小4)のみ連れて行く。

この日は予想通り人数が少なく、試合でもやらせてみようかと思い練習を始める。

とりあえず、フォアの1本打ち。
好き勝手に打つやつが多いのだが、真面目に打つ子もいるのでその子達の為に練習。

次にバックの一本打ち。
ちょっと指導を変える。
まず腕組みをさせる。
右掌が左肘、左掌が右肘の状態にさせる。
利き腕の掌を外向きにしラケットを握らせ、コレをテイクバックとする。
で、実際に打たせてみる。
この打ち方がマッチした子が数名、この子達にはこの打ち方でバックを打つように指示。

最後にプッシュサービスの練習。

肩にラケットをセット。
ソコからトスを低く上げ、押し出すような打ち方で方向をコントロールするようなサービスに。

しかし、残念ながら身体の使い方が下手な子やそもそも力がない子が多く、ネットまで届かない子も多数。
そこで、サービスラインまで前に出し、ソコからサービス練習。

そして、ある程度練習させたらいよいよミニゲーム。
サービスコートの半分でシングルスマッチ。
4ポイントで。

…で、やってみたところ、コレでもサービスが入らずダブルフォールトで試合が終わってしまう子もあり、なかなか上手く行かない。

ちょっと待ち時間も長かったかな。

結局楽しんだのは、多少打てる子達だけで、その他の子はイマイチつまらなそう。

…失敗。

まぁ、とりあえずこういうことが出来るようになりましょうってことで、この日は締め。

赤ちゃんが、剛腕過ぎてコートにボールを納め切れなかったのがちょっと笑えた。
本来非力のくせに…不器用すぎ。

ちなみに子供達に休憩を取らせている間は、自分のサービス練習。

バランスをとった状態でのその場ジャンプでのサービスで固めようとしているのだが…。
テイクバックの位置が、やっぱりトロフィーポジションよりも、自分の右股関節前にセットしたほうが腕とラケットのしなりを上手く使えていい感じのサービスになる。

スタート位置が遠いのにスイングが安定するということが、イマイチ理解できないのだが、多分今までこの位置でテイクバックをしていたので、感覚の部分で身体がスイングの軌道を覚えているのだろう。

本来こういう部分が、正しいフォームを阻害するクセって部分なのだろうが、まぁ今のところは確率が上がるからよしとする。
少し前からやっている新しいフォームのセカンドサービスは大分安定しだしたし…。

帰宅すると、ウサビッチ猛勉強中。

で、ウサビッチの南関は…。
一元一次方程式。

数学の苦手な人にはわかるんだろうけど、家系的にみんなが数学得意なので、どう理解させればいいかが難しい。

-9+x=7

という問題で、普通の人は直感的に-9を+9にして右に移せばいいや…となるが…。
教科書的には、等式の両方に+9すると説明される。

それも、普通はなるほどね~と思うだろうが、ウサビッチにとってはコレが難関。
両方に何を足せば良いのかわからない。

なので、+9か-9のどっちかを足せばいいということはわかっているらしいので、両方やってみろと説明。
やってる間に覚えるさ。

とかやってたら、次は…。

2x+3=3x-7

とかいう問題。
ウサビッチ、もう大パニック。

あと、分数の計算で約分をドコまでやればいいかってのがいまいちピンとこないらしい。
で、気になって聞いてみた。

自分「素数って知ってる?」

ウサビッチ「ナニソレ?」

ってことで、素数の説明をし、約分をしていったときに、素数で割っていくようにと指示。
万一割ったあとの答えに素数が出たらこれ以上割れないから終わりだよというのを簡単に説明。

簡単にってのは、分母と分子が2・3・5・7で割れなかったら大体そこで終わり、分母と分子に2・3・5・7が出てきたらその時点で終わりっていう説明。
それである程度問題を解かせた後、それでも数字が大きいのが残ったら、11・13・17で試してみてと説明。
7個くらいの数字は覚えてもらおう。
とりあえず、この数字を覚えれば解けるということはわかったらしい。

しかし、コイツが想像以上に時間を取り、宿題が終わったのは日が変わってから。

まぁ、頑張れウサビッチ。
高校受験なんてすぐだぞ。