昂大に貫かれ、揺さぶられ、ワタシはそのまま眠ってしまった。
目が覚めると、昂大の手がしっかりワタシを抱いていた。
手をはずして起き上がり、時計を見ると、まだ3時だった。
眠ってる時間は、本当に短い。
あんなに眠かったのに。
服を着て、洗濯物を取り入れようと、ベランダにでた。
暖かい。
洗濯物をたたんでいると、昂大が起きてきた。隣に座って、見よう見まねでたたみはじめる。
「難しい…。」
シャツと格闘していた昂大が、ガックリ落ち込んだ顔でワタシを見る。
「たたみかた覚える?」
「靴下にする。」
「それがいいかも。」
ワタシが笑いながらそう言うと、たたみかけていたシャツを手放した。
「千尋ちゃん。気づいてないみたいだから、言うんだけど、キスマークが見えてるよ。」
「エッ?どこ?」
「鎖骨のした。」
首まわりがざっくりあいた服を着ていた。見ると、しっかりついていた。
「昂大…。何したんよ。」
「そこなら、シャツから見えないと思って。」
確かに、シャツなら見えない。
「つけなきゃいいでしょ。」
「千尋ちゃんを愛した印だから。」
「こんな際どい所じゃなくても。」
「つけるのはかまわないんだ。」
ワタシがしまったという顔をするのを見た昂大が、嬉しそうに靴下以外のものに挑戦し始めた。