お昼は昂大のチャーハンを食べて、お腹が一杯になった。
後片付けがすんだら、ムショーに眠い。
食欲と睡眠。
人間の基本的要求。
人間らしいなぁと、自分に笑える。
「どうしたの?」
「ウン。キチンと食べてるなぁって。それに眠い。」
「いいね。眠いの?」
「ここのところ、スゴク眠い。」
「千尋ちゃんがどんな風に暮らしてきたかわからないけど、なんか嬉しい。」
「そうなん?」
「わからないけど、なんとなく。」
リビングに移動したけれど、眠くて仕方ない。
「昂大。眠いよ。」
「お昼寝する?ベット行く?」
「ウン。」
「じゃ、僕も。」
昂大が差し出す手が当たり前になってきたように思う。
倒れ込むようにベットに横になる。
昂大もワタシの隣に横になる。
ワタシの体に手をまわして、抱き締める。
ワタシが目を閉じると、昂大は、ワタシの髪に顔を埋めて、抱き寄せた。
背中が仄かに暖かくて、ウトウトし始めたが、昂大の手が、アヤシイ動きを始めた。
「昂大。」
「ゴメン。ガマンしようとしたけど、手が勝手に…。」
「ガマン。眠い。」
「ムリかも。」
首筋に唇を当てて、舌でなぞりはじめる。
耳を甘がみされると、声がもれる。
「ズルイ。」
「千尋ちゃんの体の事が、だいぶわかってきた。」
ワタシの体を抱いていた手が、胸をいじりはじめる。
もれていた吐息が、荒くなってくる。
胸の先を服の上から、重点的に弄られ、眠けがどんどん遠ざかっていく。
ワタシは昂大の首に手を回し、キスをした。
舌を絡ませて、昂大の服をたくしあげる。
「千尋ちゃんに火をつけた。」
「眠いのに。」
「でも、僕は千尋ちゃんの服、脱がせてない。」
ワタシが昂大を見ると、昂大の上の服は脱がされていて、下のスウェットも半分脱げた状態で、ワタシの足が、脱がせようと足を引っかけている。
それを見たワタシが恥ずかしくなる。
「千尋ちゃん。」
赤くなったワタシを見て、昂大がキスを深める。
流される自分が、嫌いではなかった。