先日3/4、雛祭りの翌日にはじめて目黒雅叙園まで赴きました。「百段階段」は一度行ってみたいなぁと以前から思っていました。
百段といっても、
実は99段の木造の階段があり、その階段廊下で繋がれた7部屋は、それぞれに趣向が違いどれもその装飾は美しく豪華でした。
まさしく竜宮城のようです。
1935年に建てらた東京都の有形文化財に指定されています。
目黒駅からとても急な坂道(行人坂)を下ると目黒雅叙園に着きます。入口に入ると人で溢れていて、びっくりしました。
4年振りに開催されている「千年雛めぐり~平安から現代へ受け継ぐ想い 百段雛まつり2024」の会期が3/10までということもあったのか、1時間待ちの行列でした。
人気あるのですね。
美術館のように予約制になっていたらいいのにと思いました。
まずは漆と螺鈿できらびやかなエレベーター前に並びました。お供がいたので難なく過ごせました。感謝。
絢爛豪華なエレベーター前。
エレベーターの入口の扉です。
なんて雅な!
圧倒されます。
エレベーターの中も贅沢過ぎるほどにきらびやかです。
エレベーターを降りたところは階段の一番下です。
地盤がとても強固なので東日本大震災でも大丈夫だったのこと。階段を少し上ると右側に部屋が広がります。
まずは最初の十畝の間。
本来はそれぞれの部屋(○○の間)自体が素晴らしいので鑑賞すべきなのでしょうが、雛人形が飾られているので、部屋よりも人形に目がいってしまいました。
立雛
時代によりお人形のお顔が違います。
そして次は、漁樵の間。
お部屋も絢爛豪華なのですが、
座敷一面に広がった座敷雛。
福岡県飯塚市の炭鉱王伊藤伝右衛門の栄華を伝える旧宅で毎年開催される「いいづか雛まつり」
並べるのにどれだけの時間がかかったのか
人形の世界が広がっていて、この空間に圧倒されっぱなしで、言葉も失ってしまいました。
素晴らしいです。
雅な平安絵巻をテーマにした展示。
そして次の間でしたか…
羽子板雛、可愛らしい。
つるし飾り
そして人形作家東之湖(とうこ)さんのグリーン&ピンク&ブルー
のなんともゆかしく艶やかな人形。
素敵でした。
色のグラデーションの美しさ。
そして《ねこたちの雛まつり》
友禅染
清方の間
美人画の鏑木清方
天井です。
源氏物語
桃色の花が
そして豪華なトイレがあるので、是非寄って来てねと言われていたので、ホテルの方に聞いてみると
「1億円のトイレですね」と。
ありました。
トイレの入口です。
入って見る価値ありますよ。