「変わり花文」という紋様を刺すのは3回目です。
なんとなく心惹かれるものがあるからでしょうね。
お気に入りのよく行くレストランで何を食べようかなとメニューを見て、食べたことのないものを食べてみようと思う時もあれば、やっぱりこれが好きといつもと同じメニューを選ぶ時もあります。
そんな感じ。
その時々で感覚や思考は変化していますけれど、その選ぶ瞬間の素直な自分の思いに従う感じです。
選択はたくさんあるけれども、あまり考えずに
瞬間瞬間の内側からの沸き起こるものを冷静に観ている自分がいて、それにただ従うだけ。
これはまさに瞑想ですね。
以前の刺し子は
選んだ柄は一緒でも
何色の糸を選択するのか
どんな柄を浮かび上がらせるのか
そんなことをあれこれと考えているのが楽しいです。
やさしい、淡い糸のふんわりした感じも好きだけれども
キリリと1色で浮かび上がる花文もまたいいな。
最初は真ん中は糸を刺さずに白いスペースにしてみたのですが、結局はうすいグリーンを入れました。
頭で思い描くイメージと実際の現実はズレが生じることがままあるので微調整といったところ。
夏なので鮮やかな、爽やかさを感じる色になりました。