昨日は東京の荒川区にある素盞雄(スサノオ)神社の天王祭の最終日でした。
南千住からコツ通りを進むと平安時代から続く由緒ある素盞雄神社があります。
ここの近くでヨガのクラスを持ち5年ほど(たぶん)時折お参りさせていただいておりました⛩
6月は旧暦で夏。夏に流行する疫病を振り祓う祭禮として勇壮に行われる神事。
神輿振りで悪疫退散、除災招福、郷土繁栄を願う夏の風物詩の祭り。
疾病を素盞雄大神の神威を振り起こして祓うという意味がある。
室町時代から神輿渡御は行われてきたといいます。
家々の玄関には天王祭の提灯が下げられていました。
ヨガ帰りに神社へと向かいました。
道行く人々が多く、子供達、はっぴ姿の人、家族連れの人達の弾む心私の足取りも自然と軽くなりました。
5/31から始まり、6/4は宮入りでした。
今年は三年に一度の御本社神輿が渡御する御神幸祭(ごしんこうさい)、通称本まつりの年に当たり、大神輿、中神輿、小神輿(子供神輿)の三基の御本社神輿が氏子区域を渡御し、神社に戻ってくるところをしばし待ちました。
二天神輿振りが特徴。
神輿の担ぎ棒が二本のみで、屋根の鳳凰が地面に着くほど神輿を荒々しく左右へ倒して激しく振る「神輿振り」は見ている側も熱くなるほどの見せ場でした。まるで四股を踏むように沈み込みます。
まず小学生の子供達(男女)の担ぐ小神輿が入ってきました。50人ほどでしょうか。順番に入れ替わり、神輿振りをし、神輿を回転させたり、持ち上げたり。
そして次は、中神輿を担ぐかっこいい女性達。
最後に入ってきたのは、大神輿を担ぐ勇壮な男性達。
そして実は
何気なく神社に着いて、人の大勢いる中で立ち止まった私は、ふと斜め前に先程までヨガクラスに出られていた方の後ろ姿を見つけて声を掛けました。
なので、これから何が起こるのかを説明してもらえました。
そしてすぐ横には地元の同級生が、なんといたのです。その方のお祖父さんが神社の近く住んでいたというのです。
そんな2つの奇跡が重なったのも素盞雄大神のお導きだったのか、とても有難く、楽しい一時となりました。
ひと足早く夏の訪れを感じる夕暮れとなりました。