藤の花が見たくて一昨日(28日)足利まで行って来ました。





あしかがフラワーパークです。

10年以上行っていませんでしたが、今はJRのあしかがフラワーパーク駅ができたので駅から徒歩3分とアクセスがよくなっています。





東武線ではお得な春の花めぐりきっぷ(東武線の乗車券とフラワーパークの入園券がセットになっていてお得)を事前に購入しました。佐野駅からあしかがフラワーパーク駅までのJR両毛線は別途かかりますが、それでもお得です。





今がちょうど見頃と聞いていたので混雑することを想定し、8時前には現地に到着。まだ人もまばら。




園内は藤以外もたくさんの花が植えらていてとても華やかです。




ピンク色の世界に、わぁ~~~~~!















うす紅の棚がぐるっと。遠景には山の緑も美しく。

藤はほんのり色がついています。ほとんど他では見かけない藤です。





向こうまで藤棚、分かりますか。





棚の下は木陰になっていて椅子とテーブルが置かれているのでひと休みできます。







白藤のトンネルになっています。






見上げながら歩きます。藤の隙間からは青空が。

オフホワイトというか、光が差し込んでいてなんとも言えぬ藤と光のシャワーの中を進みました。




いろんなものをくっ付けていてものが、剥がれ落ちていくような浄化パワーがありますね。









きばな藤。黄色の色も珍しいです。








黄色の世界。






藤色の大きな棚が見えました。

八重藤です。

八重の花びらの藤。これもここでしか見れない藤。





ブドウ棚のような感じです。













やはり藤と言えばこの藤色。



ここまででも既に圧巻です。







白藤の滝


壁のように垂直に聳え立っています。





壁(滝)を後ろから見るとこんなです。



藤の花は自立して開くのではなく、何かに添いながら垂れ下がって咲くのですね。






うす紅橋






大長藤












白藤のトンネルを外側から見たところ。




そして奇跡の大藤

1996年に足利市内から移植。樹齢160年を超えて、広さ1000㎡の大藤棚。














藤の香りがとても芳しくて

夢の世界です。とても癒される時間。



ツツジはほぼ終わりかけていて、薔薇がちらほらと咲き出していました。



シャクナゲやクレマチスも咲いていました。



大きなハンカチの木もありました。トチノキも。




とてもとても綺麗でうっとりとさせてくれる所ですが、どれだけの人の手がかかっているのかと思うととてもありがたいものです。



携帯の充電があまりなくなってきたのでこれからの写真はありません、他から拝借させていただきます。




そして次は駅の反対側にある栗田美術館へ。伊万里、鍋島を館蔵する世界最大級の陶磁美術館です。







敷地がとても広く緑の多い所ですが人はほとんどいません。ある意味贅沢です。




建物が敷地内に散在していますので歩きます。多少のアップダウンがあります。そして建物内にはエレベーターはなくて階段のみなので足の悪い方にはちょっと大変かもしれません。




上まで上がると先程の足利フラワーパークの全体を眺めることができました。あちらの喧騒とこちらの静けさの対比。




午前中はよく歩いて、お腹が空いてきました。




ひとまず、足利市内へ移動。

食べる場所はJR足利駅付近にはなくて、鑁阿寺

前の大門通りまで歩いてきました。






甘味処のあまから家に入りました。

カレーと【豆かん・あんみつ・クリームあんみつ⇒どれかを選ぶ】のセットになっています。



ここの甘味は絶品でした。寒天もするっと喉ごしが良くて、あんも豆も黒蜜もどれも美味しい。食べた後口の中に甘たるさがなくてさっぱりとしています。




また食べに来たいと思えるお店でした。




鑁阿寺(ばんなじ)へ。






足利義兼公が居館として築き、境内に持仏堂を建てたのが始まりとされ、真言宗大日派の本山で大日如来を本尊とし「大日さま」と市民からは親しまれているそうです。




そしてお隣にある足利学校へ。






日本で最も古い学校として有名ですが、中に入ったのは初めてです。







歴史は奈良時代、平安時代、鎌倉時代と諸説あるそうですが、いにしえの時間を想い、ここに集った人達がたくさんいたことに思いを馳せる。




爽やかやな春の日にいろいろと歩いて、自然を感じ歴史に思いを馳せた一日となりました。

大変リフレッシュできました。満たされました。




思い切って、知らない所に足を伸ばすのもたまにはいいですね。