E-30は使っていて楽しいカメラだった。
E-3的な堅牢性や防塵防滴仕様などは必要なく
単に中級機的にフツーに撮れればよいという欲求に
フォーサーズ機にしてはかなり応えてくれた。


E-5が出て、やっぱり個人的に
あの上級機的仰々しさは要らぬ。
E-30よろしくなハンディ性に
マイクロフォーサーズ的なミニマムさも加味し
(E-5+マイクロ機)÷2=E-50!
な登場を、フォーサーズなんか切っちまえよ、と思いながらも
心ひそかに期待していた。


そして、今回、ついに上の方程式の答えがもたらされた。
その答えは、E-50ではなく、E-P3!
がっくし…。


実は
マイクロフォーサーズというヤツ
撮影会で使っても、あまり楽しくないのである。
そういうカメラじゃねえだろ、と言われればその通りで
私もそんなこと百も承知だが
SONY NEX-3がかなり楽しいマシンなので
非常に不満なのだ。


さて
E-P3発売に際して
懲りもせずまたオリンパスが言っている、「AFが速くなりました!」。
我々の記憶を探れば、そんなに古くもない単語として
ハイスピードイメージャAFというものがある。
同じように、新たな世代だか時代だかどうでもいいが、始まった

などと大騒ぎしていたような気がする。
そのマウントは、いまどうなっているか。
わざわざ詳しく書くまでもなかろう。


この会社は
勝手に新規マウントを作ったかと思えば
それまでのマウントの成果を無しにして
新規マウントをまた一から巻き戻してスタートさせ
そしてAFを改善して、速くなった速くなった、と大騒ぎし
新たな世代が始まった!とぶち上げるのがお好きなようだ。

そんなに爆速なら、トランスルーセントミラーを上回るべく

連写中、各コマその都度、AFや露出など諸要素を再設定し続ければ

気が利いているが

そういうことを成し遂げようとはせず、ただ1枚目の合焦が速いだけ。

たかがそれだけで、やれハイスピードだ、やれFASTだと掛け声だけ騒々しい。


ニコンやキヤノンが
AFが速くなったくらいで、次の世代が始まった!と大騒ぎしたかどうか
考えてみればよい。
せいぜいカタログに「NEW」の文字をつけるか
新ユニットで速くなった、と記載するくらいで
2nd Generationだの第3世代だの、大袈裟な単語は使わない。
粛々と開発研究したユニットを新規採用しただけの話であり
単なる新機種的な観点からの改善的意味合いしか持っていない。


【SBC NEWS】

<アナウンサー>

7月3日の岩手、宮城に続いて

今日、長野県栄村を訪れた松本復興相は

さらに上伊那郡辰野町のオリンパス社を訪問しましたが

発売前の新製品をもらえなかったことに腹を立て

社長を叱責しました。

~VTRスタート~

<松本復興相>

(発売直前の新製品を)くれるのが筋だよなあ。

<アナウンサー>

数分後、笑顔で現れた社長が握手を求めようとしますが、これを拒否。

応接室に緊張が走ります。

そして、松本大臣が語気を強めて、自らの考えを伝えます。

<松本復興相>

いいか。
たかがAFを速くして世代が変わったとか大々的に広告する金があるなら
開発に回して、ファームアップでAFくらい速くしろ。
また同じ手を使うんだったら、我々はなんにも買わないぞ。
だから、ちゃんとやれ。

あと、いま、自分、後から手ぶらで入ってきたけど

お客さんが来る時は、新製品くらい用意して、お客さんを呼べ。

いいか。
カメラってものが分かっているニコンやキヤノンなら、そんなことやるぞ。
分かった?
しっかりやれよ。

いいですか、みなさん。

次も同じことしたら、もうお前の社は終わりだから。

~VTR終わり~

<アナウンサー>

松本大臣のこの言動は、波紋を呼びそうです。