隅田川において上流から23番目に架かる中央大橋。橋長211m×幅員25mの凛々しい斜長橋だ。橋中央部に聳える主塔が日本古来の兜をイメージさせる。昔、この辺りには三角州があり、「兜島」と呼ばれていたという。
中央大橋は、平成6年(1994年)に竣工した比較的新しい道路橋。フランスのデザイン会社が設計している。主塔基礎の上流部に、フランス彫刻家のザッキン氏による「メッセンジャー」像が立っている。「波をたてども、船は沈まず」という船の守護神だという。
隅田川の佃島に所在した石川島播磨の東京工場の跡地にスーパー堤防を築き、超高層住宅街「大川端リバーシティ21」を整備する。1986年に工事を着手して1989年頃から入居を開始した。超高層7棟と高層5棟からなる住宅街が出現した。その中で最も高いのは、センチュリーパークタワー(180m)。ビル頭部のピラミッド型のルーバーが特徴的だ。
写真1 隅田川に架かる中央大橋(1994年開通)。
写真2 中央大橋主塔と東京スカイツリー。
写真3 中央大橋を上流から見る。
写真4 和風兜をイメージさせる主塔頭部。
写真5 「メッセンジャー」像。
写真6 大川端リバーシティ21
写真7 北斎の富嶽三十六景「武揚佃島」。






