馬にまつわる神社「矢先稲荷神社」に立ち寄る。浅草かっぱ橋道具街通りから入ると、住宅が立ち並ぶ一画に鎮座している。寛永19年(1642年)徳川家光により、京都の三十三間堂を模して浅草に建立した。その際、その堂を鎮守する稲荷神を祭ったのが始まり・
浅草三十三間堂は、元禄時代に火災に遭い、深川に移転。その後新政府の命になり廃堂となる。矢先稲荷神社は、当初の場所に、昭和35年に鉄筋コンクリート造りで再建された。矢先とは三十三間堂の軒下(約121m)で矢を射る「通し矢」において、的の先に鎮座していため。この通し矢は、強弓を射る力と正確な技を必要とされた。各藩は、名手を準備して競ったという。
矢先稲荷神社の拝殿には、「日本馬乗史」を表す百枚の天井画がある。午年を迎えた今年、初詣客が例年より多く参拝したという。10枚×10列の天井絵の内容が判るように、番号と馬上の人物名の早見表もあった。神武天皇から昭和に至るまで馬乗の歴史を描いている。1960年に奉納された。
写真1 矢先稲荷神社。
写真2 陶器の扁額と手水所。
写真3 一般公開されている拝殿内部。
写真4 百人会の大絵馬と天井画百枚。
写真5 天井絵をピックアップ。
写真6 福禄寿像と浅草三十三間堂付近の想像図。





