理科大野田キャンパスの東側道路沿いは、メタセコイア20本以上が一直線に並ぶ場所がある。樹全体に紅葉が進み、赤色とオレンジ色が混ざり合うような緋色になっている。暖色の帯のようだ。緋色は文学的な色として日本伝統的な色彩で、「思色(おもいいろ)」との別名もある。
「思色」は、色名としては古い。「古今和歌集」などの和歌にも見られたという。「思ひ」の「ひ」を火に、また火を「緋」にかけて生まれた色内とされる。心に熱く燃える情念の色を例えたという。また「心に思っている様子」を示す言葉として使わる。学生が樹の下で、何かを思い悩む姿が浮かぶ。
メタセコイアの樹形は、細長い二等辺三角形を立てたようにも見える。底辺を1として、斜辺を1.618とする「黄金三角形」に近いので、美しくて安定感がある形だ。また隊列を組むように並ぶ樹列は、とんがり帽子をかぶる兵隊の行進のようだ。幕末薩摩藩の歩兵の「とんきょ帽」を連想した・・。
写真1 野田キャンパスのメタセコイア。
写真2 メタセコイアの隊列。
写真3 メタセコイアの並木通り。
写真4 緋色の三角樹。
写真5 校内の坂とイチョウの散り際。
写真6 カンレンボクの樹と実。





