小樽駅から札幌および千歳へ向かう際には、東側(海側)の席を選ぶ。全国的に少なった海岸線を走る鉄道が残っている。小樽築港駅から銭函駅までの約12km。石狩湾を隔て増毛山地も見えることもある。車窓から見える海岸風景を将来に渡って残したいものだ。[撮り溜めた写真から]
函館本線の朝里駅付近から遠ざかる小樽の稜線が見える。張碓トンネル前後は、断崖が海岸に迫っている。この区間を通過する度に、海岸の浸食具合と崖の様子が気になる。大地震や大雨の後は、落石の懸念があるため。平成2年から夏季のみ営業してきた臨時の張碓駅は、平成18年(2006年)に廃駅となった。
北日本海を望む海岸線にあった廃駅跡は、今では断崖の秘境となっている。車窓から特徴的な小島「恵比寿島」見える。この小島の眼前は、江戸時代から漁場として注目されてきた。恵比寿屋の番屋があったため小島の名称になったという。恵比寿島は、アオバトの生息地として知られていた。句碑「青鳩や 礁(いくり)つづきに 小樽港」が断崖の上にある。
写真1 小樽駅前広場と天狗山。
写真2 裕次郎ホームと駅名プレート。
写真3 遠ざかる赤岩山と町並み。朝里駅付近から。
写真4 張碓の恵比寿島。車窓から。
写真5 張碓海岸(2013年6月撮影)。
写真6 夕日に照らされる列車とアオバト。





