慶州大陵苑の南側、隣接する広大な広場に、ぽつんと石造り塔「膽星台(たんせいだい)」が立っている。夕闇のなか淡いピンク色にライトアップされ、訪れる人も多い。周囲の古墳もライトアップされ、薄緑色の小山が浮き上がって見える。幻想的に光景だ・・。
膽星台は、新羅時代の善徳女王の在位(632年から647年)中に造られもので、東洋最古の天文観測台とされる。祭壇説もあるが・・。塔の規模は、直径5.2m×高さ9.4m、地台石の一辺の長さ5.35m。直線と曲線を取り入れた安定感がある建造物。2000年に世界文化遺産に登録されている。
花崗岩を加工した基壇の上に、27段の石を円筒形の曲線で積上げている。上部には長大石を井桁に重ね、天空を眺める構造だという。南壁面に、下から13段と15段の間に窓のようなものがあり建物内部に入ることができるらしい。陰暦を連想させる361個の石で積み上がっている。
膽星台の更に南側に明るく輝くスポットがある。慶州中心を流れる南川に架かる「月精橋」。新羅時代、王宮月城と南山を結んだ橋。2018年に当時の形に復元され、ライトアップされている。[韓国世界遺産-11]
写真1 慶州の膽星台。
写真2 淡いピンク色の輝き。
写真3 夕闇に浮かぶ古墳。
写真4 古墳と柿そしてホウキ草。
写真5 復元された月精橋。
写真6 膽星台と月精橋の位置図。





