トーハク 国宝展 | 清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 「国宝・東京国立博物館(トーハク)のすべて」が2022年10月から開催されていた。1週間延長されたので、12月中旬に相棒と訪れた。トーハクの国宝のすべてを展示されるという。スマートフォンなどによる事前予約制。90分以内の時間も制限がある。

 トーハクの所蔵する国宝89件が公開となる。重要文化財を含めると150件を2部構成で企画されていた。博物館創立150年を記念したもの。明治5年、湯島聖堂の大成殿で開催された大博覧会を機に設立された。150年間に積み重ねたものは、約120万件にのぼるという。

 国宝展では写真撮影は禁止されているが、唯一出口の展示室の「金剛力士立像」と「見返り美人図」については撮影OKだった。金剛力士立像は、滋賀県蓮台寺の仁王門に置かれていたが、台風で壊れてしまったもの。修復されてトーハク所蔵となった。像高さ2.7mの大きさに圧倒される。またの来館を呼びかけるように見返り美人がいた。

 予約制ではあるが鑑賞人数は多い。近くでゆっくり観られない。そこで150年記念特別展の写真集と説明書の書籍(3千円)を購入して、自宅でゆっくり観ることにした。
 

写真-1 トーハク・平成館で入場を待つ来館者。

 

写真-2 トーハク国宝展のポスターなど。

 

写真-3 最終展示室の金剛力士立像(平安時代)。

 

写真-4 滋賀県蓮台寺の仁王像を修復した木造彫刻。

 

写真-5 見返り美人図も150年後も待っている・・。

 

写真-6 特別展示品の説明書籍を購入。