堤防維持 除草団子 | 清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 除草後の堤防を歩くと、大きな「草団子」が並んでいた。天端道路幅も広くなり、歩き易くなった。道路脇に、刈取りの後処理する機械・集草機が行儀良く並んでいた。近くによって、回転棒を観察。全国的見れば、除草のコストは大きいと思う。毎年、国と県とで、少なからず予算を組んでいる。

 堤防の除草作業は、刈取後も手間がかかるようだ。その手順は、(1)地面の形状に合わせて、数センチを残して切断する。(2)散らばったものをダンゴのようにまとめる。(3)小型運搬車にて、現場内集積する。(4)乾燥状態をみて場外搬出して、焼却する場合が多いという。

 大型遠隔操作式除草機が開発され、採用している所がある。江戸川地区では、人間が操縦した機械化が進んでいる。将来的には堤防除草ロボットが出現すると思われる。但し、集積・運搬・処分をシステム化する必要ありそうだ。

 一時、羊やヤギが堤防の法面雑草を食む姿があった。近ごろでは見かけない。CO2削減に貢献するとの試みだったが・・。動物の移動や監視を考えたら、課題が多いのだろう・・。堤防に空き缶やプラスチックなどを捨てない社会が望まれる。
 

写真-1 江戸川堤防の除草作業。各所に刈り取られた草がまとめられている。

 

写真-2 整然と並ぶ、除草団子と除草機械。

 

写真-3 集草機の回転棒装置。

 

写真-4 河川敷の仮集積場。乾燥して搬出する。

 

写真-5 河川を維持する工事風景。