ムクロジの実 福性寺 | 清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 散歩の途中、小さなお寺に寄る。入口付近に六地蔵さんが並んでいる。お参りをすると、その周辺にムクロジの実が落ちていた。見上げると、無数の実と枝が青空に広がっていた。

 流山丘陵の縁に建っている福性寺(ふくしょうじ)は、ぼけ封じのお寺として知られる。小生が立ち寄るにはもってこいの場所だ。また流山市の関東三十三観音霊場の一つ。本堂の入口に金色の観音像が迎えてくれる。境内には、イチョウが保存樹として市が認定している。

 ムクロジは、無患子と書き「子が患(わずら)わ無い」の願いがある。厄除け、無病息災を願い数珠やブレッレットする人もいる。

 ムクロジの実の皮は、サポニンが含有していので、こすり合わせると石鹸のように泡立つ。皮をむくと固い堅い黒い種は、縁起ものとして正月の羽根つき使用されていた。天高く、邪鬼を打ち払ったのか・・。
 

写真-1 ボケ封じの福性寺境内。

 

写真-2 青空に伸びる無患子の樹。

写真-3 ムクロジの実がいっぱい。

 

写真-4 六地蔵と白い花。

 

写真-5 観音堂と毘沙門天。

 

写真-6 ムクロジの実と種。