今日はお隣で裏の庭に30年ほど前に植えられ、丹精こめて育てられたハナズオウを撮影。明るい陽射しの中でこの花が咲いていると、空気までがピンクの色に染まっているように思えます。

 それというのもハナズオウの樹が8本。手入れも行き届いて、この時期に節の部分からかたまって一斉にピンクの花を開きます。小さな薄緑のハート型の葉は花が終わる頃に芽吹きます。薄緑とピンクの取り合わせは、爽やかな風とともに心に優しさのビタミンを届けてくれるようです。

 

  

 このお宅では毎年のように植木屋さんによる樹木の剪定を欠かさず、ハナズオウの樹形も高さ2~3mほどにと整え、日当たりが良く、風が抜けるように仕立てているのか病気も発生しないようで毎年、私の目を楽しませてくれます。ハナズオウが終わると春の鉢花を玄関前に沢山育てられますので、それを見るのも花好きの私には二重の楽しみです。

 

 ハナズオウ(花蘇芳)。別名:蘇芳花。マメ科ハナズオウ属。落葉小高木。原産地は中国。花言葉は「高貴」「喜び」「目覚め」「豊かな生涯」など

 

 隣のお宅は芝生がとても綺麗。季節になると芝刈り機でまめに手入れをされいてます。一方我が家の樹木は素人が伐採するので。どれもいびつ。ただ、庭の下草だけは抜いています。庭には今が旬のフキ、ツワブキ、もうすぐするとミツバが伸びてきて食卓を彩ることとなります。フキの煮物、ツワブキの佃煮、ミツバのおひたし、卵とじなど食材の庭になります。今年は庭の畑とプランターに小かぶ、チンゲンサイ、キクナ、ニンジン、ミニトマトなどを植え付けました。種をまいて育てていますので間引き菜なども楽しみです。

 

無駄話

 丁度、一週間前の水曜日に「こまこ」の狂犬病予防に行きつけの動物病院で接種してもらいました。「こまこ」が我が家に来てからは4月末の恒例行事です。以前は神戸市北区の保健所から出張で近くの公園でワクチンを接種してもらっていたのですが、頭数が少なくなったためか公園での接種がなくなりました。

 飼い犬の登録と狂犬病予防の接種は飼い主の義務だと続けていますが、頭数が少なくなって中止だとは?50年ほど前まで犬は番犬として家の外で放し飼いが一般的で接種の意味も理解できるのですが、最近は室内飼いの小型犬が増えて犬同士の接触が無くなり狂犬病は接種しなくても大丈夫だと思う飼い主さんが増えてきているようです。実際、その通りで国内の発生で人は1956年、犬・猫は1957年を最期に発生がないようです。そのように限りなくゼロに近い病気を理由に制度自体をいつまで続けるのか検討する時期に来ているのではないかと考えます。国内発生ではないのですが直近では2020年にフイリッピンからの渡航者の狂犬病を発症したので最後。その前は2006年と言いますので14年振り、それも同じくフィリッピンからの渡航者だそうです。人から人への感染が極めて低い病気であれば、日本国内に犬や猫を輸入する場合など空港の検疫で水際で防止するなどの手段をはかることの方が生産的だと思いますが。