1月30日(水)に淡路島グリーン館で開催中の特別展「あわじオーキットフェスティバル2024」を観賞してきました。会期は1月20日~3月31日の間。入場料は大人1,500円。私達はシルバーということで750円。大変ありがたいですね。当日は早めに会場につきましたので温室内の人影もまばらでした。

 

 画像は「グリーン館」の正面入り口。正式名称は兵庫県立淡路島夢舞台公苑温室「グリーン館」。2021年にリニュアルされ通称は「グリーン館」。日本最大級の温室で4っの展示室を擁しています。

 

 

 

 蘭の香りが漂うガーデンアーチ。オンシジュームが物凄い数で飾られた通路。これは見事ですね。

 

 今回の蘭展の目玉は青い胡蝶蘭の「ブルージーン」。ツユクサ由来の遺伝子を使い遺伝子組み換えにより作出した世界で初めての青い胡蝶蘭だそうです。ツユクサなどは使わず青いパンダなどでできなかったのかと不思議に思います。

 

 以下の画像は「カトレア」。さすが蘭の女王だけあって気品がありますね。品種名は異なりますが全てカトレアです。

 

 カトレア。ラン科カトレア属。多年草。原産地は中南米の熱帯・亜熱帯。花言葉は「魅惑的」「優美」「成熟した大人の魅力」など。

 

 

 画像の中では唯一のミニカトレアです。オレンジの綺麗な色をしています。

 

 私が洋ランを育てようと思ったのは家を新築した時。小さいながら本格的なガラス温室を購入しました。温室内は電気の温風ヒーターを設置してカトレア、シンピジューム。デンドロビューム、パンダ、オンシジュームなどを育て、花が咲くのが愛おしく、手間暇をかけて育てていました。苗を園芸店で買うと高価なので、箕面市桜にある「花と緑のグリーンバレー」で花が終わった鉢植えを安く買い求め、鉢増しや植え替えなどを行い30株ほど大切に育てたものです。その花たちは今から29年前の「阪神・淡路大震災」で電気が不通となり1月17日の一晩で全滅しました。展示会などで洋ランを見るとまた育てたいと心が騒ぐのですが現在でもバラやクリスマスローズの鉢数が多く年齢的にも「終園(園芸をやめる)」。数年後にはそのような歳になります。悲しいですが私の没後、多くの花たち特に宿根花類をどうするのか真剣に考えなければなりません。それで洋ラン栽培は残念ながら諦める事になります。