前回の続きからです。
ここで一旦、燻し液という物に漬けて、全体を黒くしていきます。
このタイミングでやる理由は2つありまして、1つはこの後表面にヤスリをかけて面出しをしていく際に傷の有無を見易くすること。
もう1つは線を彫りなおすためのガイドとして全体を見易くすること、という目的があります。
特に面出しは仕上げの工程で光らせたときに、面が出ていないと全体が汚く見えてしまうので重要です。
全体的に均一にヤスリがけをして表面を整えた後、必要な箇所の線を再び彫り直し、電気部分の気になる箇所も磨いておきます。
そして磁石の先端の線も追加しておきます。この部分は最終的に形が作られたあとで彫らないと、何かあったときにバランスが悪くなる原因になるので最後の工程に回しました。
そして今回のペンダント用に作製したバチカンも用意しておきます。
どれも愛着がありますが、レアコイルは一番大変でしたね。でもこれは自分は好きだけど普段日の目を見ないポケモン達の唯一の具現の場なので、終わってみればそんな苦労はすぐに喜びに変わるのです。
というわけで今回は以上となります。見てくださった方、ありがとうございます。
次回第4弾を楽しみにしていただけたら嬉しいです。ではまた。