唐戸屋林道(林道湯の花-柴倉線)2023 | 山と 写真と 自転車と - MTB林道トレイル日記

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マウンテントレイル。
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今日土曜日は、晴れ。

今年最初の林道攻め。

田沢 国道121号線

天気は最高で、山は萌え。

 

国道121号線を田沢から喜多方方面へ進み、勝軍地蔵尊から左に折れれば林道入口。

唐戸屋林道入口

林道入口は、残雪により閉ざされていた。

これ、とっても良いこと。林道に自動車が入ると山が荒らされゴミが散乱する。

それがない、ほんとうの自然の姿が今日は期待できる。

 

ここで熊鈴を準備、ここから先は今年人間未踏の地。念には念を入れ・・・

熊鈴

 

 

入り口から2~30m進むと倒木、更に先を見ても倒木、完全に林道は塞がれている。

 

 

自転車をヒョイと持ち上げ、倒木を越える。この先徒歩か自転車のみ通行可能だ。

 

 

5~6本の倒木を越え、やっと林道始点に到着。

林道湯の花ー柴倉線

昔は、唐戸屋林道と言っていたが、今や「林道 湯の花 柴倉線」と何とも風情がない名前に。

 

 

こんな始点と終点の土地名だけの名前が嫌いだから吾輩は

旧名の「唐戸屋林道」と呼ぶ。

 

 

更に先に進むと・・・・林道が整備されている。ダートがアスファルトに!

このアスファルト舗装、必要なのだろうか?甚だ疑問。無駄な税金だと思うし、林道風情がない。

 

まぁ、それはそれ。

 

 

 

山は新緑を迎え、正しく萌え上がっていた。

 

筋力の落ちた冬眠バイカー。とにかく登りが辛い! 

 

 

太腿が攣りそうになりながらヒィコラ・ヒィコラ、時速3~4kmの戦いが続く。

 

 

 

途中、数か所の残雪超えも含め

負けてたまるか!(何にだろうか?)と心にむち打ち、先に進む。

 

心に鞭打つこと約1時間、林道頂上に到着

唐戸屋林道

頑張っても、所詮1時間、されど1時間。

先程の始点から3.8km、すなわち時速3.8km!!

吾輩の限界速度である。

唐戸屋林道頂上

頂上に到着したときの快感と幸福感、これ、正しくランナーズハイ

この気分を味わうと、病みつきになり、山オタクとなっていくのである。

 

本来なら、この頂上でお昼ごはんを食べると、より幸福感が増すのだが、

今日はどうしてもお昼を食べたい場所があり・・・我慢プンプン

 

ここからは下り。春の山を眺めながらゆっくり降りる。

唐戸屋林道

あっ! 後輪ロック! 危ない!

 

なんてこったぁピリピリ

アクシデント

後輪に杉枝を巻き込む。後輪ロックのスリップ痕がくっきりとポーン

 

MTBアクシデント

スロースピードでの下山だから助かったびっくりマーク

ハイスピードだったら、スポークが逝っていただろう。

下りはスローこれ山道トレイルの鉄則。

以前は、リアスプロケットとチェーンに杉枝が挟まり、リアディレイラーが曲がったときも

 

杉枝は本当に要注意だ。この微妙な曲がりが思わぬアクシデントにつながる。

 

杉枝を取り、リムとスポークを点検し、再出発。

春の山

コシアブラ

カラフルな新緑の山を十分に楽しみ、ゆっくり・ゆっくり山を降りる。

 

そして、林道終点。

唐戸屋林道終点

ここから、今日のお昼の目的地柴倉の

鬼面川(おものがわ)貯水池

 

ここが私の春の景色で一番のお気に入り。とにかく美しい!

貯水池に映るサクラと山々の緑・・・この絶妙なバランスが良いのだ!

鬼面川貯水池

鬼面川貯水池

残念ながら、桜の満開は過ぎ、空は若干の曇り。

ベストな時期の写真(2014年)

鬼面川貯水池

 

それでも、ここは別格、天気が優れなくとも、ここで食べるお昼は格別に美味い!

 

たとえ、それが30円引きのパンでも・・・・

 

 

この後は、小野川温泉へ立ち寄り

小野川温泉

 

 

船坂峠旧道を下り

船坂峠旧道

船坂峠旧道

コシアブラ

 

船坂の山神様に今日の安全を感謝し

坪六の山神様

坪六の山神様

 

 

ニホンアナグマと遭遇し

ニホンアナグマ

 

 

堰提公園を経由し

 

 

 

無事帰宅。

今日の収穫。

 

はりきりハリキリ

タラの芽タラの芽

コシアブラコシアブラ

 

 

 

春山は最高!そんな一日であった。