今日は、国道13号線の旧道である「万世大路(ばんせいたいろ)」を通り栗子隧道(旧栗子トンネル)まで行ってみた。
朝はいつもより30分遅れの8時30分、出発である。
快調に走り、約1時間弱「祠(hokora)」を発見。休憩がてら参拝。
この祠は、庚申堂と書いてあった。むかし、一世を風靡した庚申信仰のなごり。祠はいまだに手あつく保護されているようでこの地区の住人の律義さが伺われる。
ここからちょっと先のパーキングで休憩。足の動きも快調のため、早々と出発。
ここから左が万世大路の始点である。採石場の敷地を通るしかないのだ。
左に折れると採石場のゲートが出現。このゲート、採石場が休業の時はクローズである。
(奥に見えるのは米沢スキー場のゲレンデ)
したがって今日、日曜は閉鎖。ここから先は徒歩か自転車(ゲートの下を潜れるのだ)しかない。ゲートの下を潜り先に進む。
ゲートを超えると比較的広いダートを進み、採石場事務所前を通過する。
この事務所を超えてさらに進むと分かれ道に当たるのでそこを右に進む。するとそこからが旧道の始まりとなる。
ご覧のような道が4kmほど続く。昔は、自動車が通っていた道ゆえ、こう配はさほどきつくはないが先週の雨で道路の土が相当流されているのと、ぬかるみが至る所にありホイルスピン大会、それでにもめげずひぃこらひたすら登る。
それに追い打ちをかけるのが異常発生している「ぶよ」。
もう大変だ。
あっちこっちぶよにやられ、血まみれに、、、それでもめげずに登ること約2時間。やっと目指す栗子隧道が目の前に!
はっきり言う 「嬉しかった」
この瞬間のこれがあるからトレイルはやめられない。気分爽快、疲労全快である。(汗でパンツまでグショグショなのに)
この草藪を乗り越えてきたのだ。
そして、これがその「栗子隧道」の写真。標高882m出発地点から657mのクライムである。
奥は、崩壊しており進入禁止に。廃道となった道のトンネルは何となく不気味でもある。
トンネル天井には、このような鍾乳石が。右側にある旧旧栗子隧道はもはや洞穴状態。いずれは自然に回帰するのだろう。
栗子隧道から米沢方面を見るとそこには青空が。
もう12時も過ぎ、腹が減ってきたので帰路に就く。
今日のデータ
満足の一日だった。