Wah Wah Wah!!!楽しかったな~
こんにちは!
遅くなりましたが、CHIMERA GAMES VOL.4で行われたフリースタイルフットボールの大会、Wah Wah Wah!!!について書きます。
まず、あいにくの雨天の中でしたが、天候など関係なくCHIMERA GAMESを楽しんでくれたお客さん達に感謝!
そんで、不測の事態に迅速な対応で、Wah Wah Wah!!!を開催に尽力いただいたCHIMERA GAMESのスタッフに感謝!
雨降って地固まる、ではないけれど雨やハプニングが次々と起こる中で、選手、スタッフ、お客さん、その場にいる全員が団結できたからこその一体感はあったかなと思っています。
それでは、寸評です。辛口で終始しそうだけれども。
まずはショーケース部門。
想像してたより工夫が少なかったかな、と。
Superballで優勝しているYosshi&Yu-jの2人を本気で倒しに来た所がなかった印象。
「このタイミングでお客さんにこの反応をさせる」としっかり狙いを持ったショーケースは見当たらず。
Yasuくんのショーには随所にこだわりがにじみ出ていたり、Aunitの新鮮な勢いあるショーは見ていて楽しかったし、各チーム良い所はあったけれども、例えばJFFCだったりRBSSだったりの真剣さを引き出せなかったのはオーガナイズにも省みる部分はあったかなと思い、次回に活かします。
とはいえ、フリースタイルフットボールで生きていこうと思ったら「バトルで強い」よりも「パフォーマンスが上手い」の方が価値が高いと個人的には思っているのに、最近は相対的にパフォーマンスが上手いフリースタイラーは減ったな~と。
もっと、エンターテイメントに対して本気になった方がいい。
次に、1on1部門。
これね、意図的に「バトル」という言葉を使ってないんですよね。
バトルっていうとブレイクダンスに象徴されるような、”相手に”自分の実力を知らしめて打ちのめすような戦い方になってしまうから。
でも、Wah Wah Wah!!!の趣旨も、CHIMERA GAMESの趣旨も、やっぱり来ているお客さんを最大に楽しませてなんぼな所があるので、そういうところを理解できてる人は勝ちやすかったかな。
”相手”や”フリースタイラー”に対してアプローチする必要は全くなくて、あくまで”お客さん”に対して。
いかに盛り上げたか、を競うのだから至極当然といえば当然なのです。
方法として、例えば相手を挑発することによって結果としてお客さんを盛り上げる狙いなどはあるだろうけど、やはりゴールはお客さんなんですよね。
そういう面で、大会のコンセプトをしっかり理解してくれて参加してもらったMCのMAMUSHIくん、DJのTOKUさん、そしてジャッジのJJくん、KAZ、コバヤシミキオくん、江原大地、中村輪夢、SOFFYさん、モリポンさん、佐々木元くん、U-SKくん、アグネス、Kurumi、田圓尚人、田中光太郎くん、彼らのおかげで進行はすごくやりやすかったです。ありがとうございました。
多くのフリースタイラーは気付いてないかもしれないけれど、このジャッジ陣、めちゃくちゃ豪華。
各競技の日本代表はいるわ、世界チャンピオンはいるわ、レッドブルアスリートにモンスターアスリートも揃い踏み。
通りがかりのお客さんが、「うわ、このジャッジ、すご。」とつぶやいてました。笑
あと気になったのは、今回の1on1は1ムーブ1分とかなり長くしました。
そこで浮き彫りになったのが、「ムーブの波形の乏しさ」と「何もやってないときのダサさ」。
以上、思い当たる人はいっぱいいると思うし、自分にとってもこれらはテーマなので毎日一生懸命考えて、話して、議論して、また考えて、の繰り返しです。
さてさて、長くなりましたが、上に書いた問題点の多くは各々が「Wah Wah Wah!!!がCHIMERA GAMESのコンテンツである意味」を少し考えれば理解できる内容だと思います。
次に向けて、前にこのブログに書いた記事もチェックしてみてはどうでしょうか。
延々と辛口で、フリースタイルフットボール界のセルジオ越後と言われそうですが、冒頭に述べたようにイベント自体は最高でしたね!
選手が頑張るとお客さんが盛り上がる、お客さんが盛り上がれば選手もノッてくる、と絵に描いたような理想の相乗効果が生まれたイベントでした!
皆さん、ありがとう!
これからも、楽しみましょう!