今日は二年ぶりくらいの友達とランチしてきました


高校大学時代をずっと一緒に過ごした友達


お互いに同じKPOPグループが好きだった数年前はよく新大久保に行ったけど


お互いにKPOPから離れたりしてしばらく連絡をとっていませんでしたが


父が入院してから、友達の義父さんのことを思い出しLINEしてみました


うちと同じ時期に癌で妻を亡くし一人暮らしになっていた友達の義父さん


去年、自宅で一人で倒れていて運ばれてそのまま施設に入ったそうです


認知症も進み、いまは要介護5だとか


要介護3まではヘルパーさんに手伝ってもらい一人暮らしをしていたらしいけど


やっぱり無理があったと言っていました


たまたま父の転院先の候補がその友達の家の近くだから案内してもらいました


友達ってありがたいな


その病院は地元では認知症患者の受け入れ先として有名だから


頭がハッキリしているうちの父が入院するのは厳しいんじゃない?とアドバイスもくれました


ランチしてお茶して楽しい話もたくさんして笑って帰る途中で


犬の散歩中のママともにも遭遇


そのお友達も数年前に実父を亡くしているのでうちの父の話をして


色々病院のアドバイスとかもくれました


やはり転院先ってどこも、そんなに積極的な治療はせずに在宅準備や施設を探す時間稼ぎなんだろうな


父が急に前みたいに歩けるようになるんじゃないか?と期待を込めて病院に行くけど


現実はあまり変わらず、やはり自力でトイレには行けません


六月の頭までは庭の手入れをしたり一緒に病院に行ったりしていたのになと思うと切ない


これが老化だと思えば仕方ないのかも知れないけど、もう前みたいに歩く姿は見れないのかな




父が入院して、もうすぐ1ヶ月


父は今も自力でトイレに行けない状態だけど退院の時期を決めなくてはならず


当初は在宅介護の予定で話を進めていたけどあの古い実家で歩行器や車椅子生活ができるのか


たとえ出来ても日常の世話をするために私は毎日行かなくてはならないのか


色々悩み兄とも父とも相談して、このまま自力でトイレに行けない状態なら


高齢者施設に入ろうという話になり色々調べて話を聞いたり資料を集めたりしました


昨日、私が住んでいる市にある介護付きの高齢者施設を見学して来ました


静かな住宅地にあり館内にはオルゴールの音が流れ窓の外には芝生が広がり


職員さんも丁寧に説明してくれ入居者さんたちも挨拶をしてくれて


とても良いところでしたが、私の中の違和感が消せない


それは父は老人ホームは早すぎる


見た目も若いですが何より頭がしっかりしている


歩けない以外にまだ介護を必要としていないのに、ここに入ったら


きっと何もせずにボーっと過ごして1日が終わるだろう


白髪のお上品な高齢者の方が食堂で楽しそうに談話していましたが


ここの平均は89歳らしい


79歳の父が入っている姿は想像つきませんでした


お礼を言い高齢者施設をあとにしたら涙が出て来てしまいました


大変でも私が在宅介護するのが一番なのかな


せめて自力歩行でトイレまで行ってくれたら後は出来るかもしれないのにな


明日、兄とサ高住と呼ばれるところを見学に行ってから先生と面談


サ高住に入るには父はなんでも1人でできるわけでないんですよね


まだまだ介護問題で悩みそう



今、バタバタした混乱期だしストレスもあって先行きも分からず不安ですが


きっと、長い目で見たらこれも良い人生に進む分岐点かなと思います


どのときも悩んで決めたことは、あとで考えたら良い方向に進みました


父が動けなくなったのは本人も周りも切ないことだけど


今まで、ほったらかしにしていた父兄弟間の相続問題を解決しろってことかもしれないし


今、選んだ結果は誰にとっても最良であると思っています


五年前の母の癌発覚のときも毎日毎日色々悩んだしストレスだったし悲しかったけど


母を頑張って見送ったことで私の気持ちは少し自由になりました


ちょっと、いや、かなり癖のある攻撃的な性格だった母が今の父のようになっていたら


きっともっと大変なことになっていたでしょう


何ごとにも意味はある



大丈夫


私のゆく道はきっと明るくて幸せなはず


そう思いながら明日も頑張るぞー