「空っぽ」と言う時の「空」(カラ)について、まとめておこう。これは簡単だ。
結論を先に言えば、やはり、「韓」(訶良)と同じで、「kՅ-r‘」(春日)である。
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そもそも…「Šw」(the air god Shu)は、「šw」(to be empty)であって、
それが、「šw」(sunlight)を含意するのである。「Šw」(the air god)は、
「大気」の神・「空気」の神であり、「šw」(虚空)を原義とする。それが、
「šw」(sun, sunlight)を含意するのである。その際、「虚空」(カラ)とは,
「日の精」(the essence of the Sun)を意味する「kՅ-r‘」(春日)である。(※「春」=「生気」=「精気」)
#してみれば、「虚ろ」や「空ろ」の「虚空」(ウツ)は、シュメール語の「utu」(日神)。
#更に、「虚空」(ソラ)についても、さしあたり、「ラ」は、「r‘」(日神)で、間違いない。
#結局のところ「虚空」(ソラ)は、「kՅ-r‘」(春日)である。「kՅ-r‘-šw」(春日)である。
#「虚空」(蘇良)の「蘇」についても、「šw」(虚空)=「šw」(sun)、とするのがよかろう。
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以上に鑑みて、「蘇我臣」の「蘇我」、および、「宗賀之稲目宿祢」の「宗賀」は、(※「蘇」も「宗」も甲類)
「kՅ-šw-gՅw」(春日)の「šw-gՅw」(日)、即ち、「šw-gՅw」(虚空)…そう言える。
つまり、「蘇我」は、「蘇良」=「šw-r‘」(日神)=「r‘-šw」(日神)=「ラズ」である。
聖徳太子が、生粋の「蘇我氏」である点に注意。聖徳太子は、「ラズマタギ」、だ。(※「マタギ」(手)だ)
「オ甲類」と「ウ」の音転は、それなりに例が多い。ならば、以上の通りでよかろう。
「夜麻登」に掛かる「蘇良美都」という枕詞は、「蘇良」も、「美都」も、「日神」だろう。
「美都」は、エジプト語の「mitw」(同等者)で、【井】=【Y】(手、20)=「日神」を表す。