「天津日子番能迩迩藝」が、いわゆる天孫降臨したのは、「竺紫日向之高千穂之久士布流多気」。
また、此処は、「此地者、向韓国、真来通笠沙御前而、朝日之直刺国、夕日之日照国也」とされる。
ひとまず、「韓比売」(訶良比売)の「韓」(訶良)は、【井】(Punarvasu)=【Y】(手、20)=「kara」(手)、
だから、「韓国」は、“【井】(Punarvasu)=【Y】(手、20)に当たる「伊岐島」” の言い換え。こう言える。
#どちらにしても、この箇所においても、「韓国」(訶良国)の「韓」(訶良)は、「kՅ-r‘」(春日)を示す。
#「kara」(手)=【Y】(手、20)=「Hasta」(手)=「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)を示すのである。
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もちろん、「韓」(訶良)=「kՅ-r‘」(春日)=「kara」(手)=【Y】(手、20)は、「utu」(日神)を含意。
したがって、「向韓国」(韓国に向かひ)は、「向日国」(日国に向かひ)と言っているのと、同じだ。
即ち、「向韓」(向日)は、「肥国」(建日向日豊久士比泥別)を示唆している。ところが、「久士」は,
「久士布流多気」にも含まれる言葉である。そういう訳で、「久士」(クジ)という言葉が注目される。
ちなみに、「比泥」という言葉は、甲乙の違いを超えて、「多遅摩斐泥」の「斐泥」に掛かる。ならば、
「多遅摩比那良岐」の「比那良岐」に関係し、「比那良志毘売」にも関係。「良志」は…「r‘-šw」(日)、
なので、全体的に、これらの語群は、「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)に繋がる言葉ではないか。