古事記は、「高天原」の「天」の部分に対し、「阿麻」と訓むよう指示する。当該の訓注は、
いわゆる被覆形で訓む(阿米ではなく阿麻と訓む)、そういう指示として理解できるはず。
しかし、「高天原」を構成する「Nwt」(天)を【AMA】(母、54)と見る。そういう知見でもある。
即ち、「天地初発之時」という冒頭において、【ΣMYA】(天、472)&【AROA】(地、384)に、
既にして、エジプトの「Nwt」(天)&「Gb」(地)を重ねている。それが、古事記の提示である。
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どこかに書いたが、この基本フレームは、「意富阿麻比売──大入杵」という系譜において、
母が「尾張連」の祖とされ、子が「能登臣」の祖とされる、この箇所に直接的に反映している。
前提として…【AMA】(母、54)は、「母登」=「mwt」(母)だから、「能登」=「Nwt」(天)なのだ。
此処で大事なのは、「尾張」(袁波理)=「根」(泥)=「根元」(泥母登)=「元」(母登)であって、
そもそも、「尾張」(袁波理)が、【AMA】(母、54)=「mwt」(母)=「Nwt」(天)を含意することだ。
やはり、「天」(テ)=「氐」(テ)=「根」(ネ)=「元」(モト)=「mwt」(母)=「Nwt」(天)なのである。
#翻って言えば、「天之御中主神」においても、「天」(テ)は、「氐」(テ)=【Q】(200)を含意。
#その際、「天之御中主神」の「御」は、確実に、【HNYWKWS】(御者座、200)を提示する。
#【OGL十A】(御者座、626)=【畢】(6月26日)=「尾張」=「mwt」(母)=「Nwt」(天)である。
#これらは、究極的には、【YΣWO】(根、507)を含意し、【KWKBA】(金星、72)を含意する。