アッカド語と古代エジプト語の繋がりについて考える | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

 ①「sḫt」(, 野原, 湿地, オアシス

 ②「sḫt」(鳥を罠で捕らえる, ゴザを編む, 煉瓦を造る

 

最初に、①の「sḫt」()は、「山田」が表意的に「」を表すようにも見えることから、

山田之曽富騰」に当たる可能性がある。さらに、②の「sḫt」(鳥を罠で捕らえる)は、

その事象が「本牟智和気」の説話に出てくるから、「佐波遅」に当たる可能性がある。

 

ところが、ここで、「山田之曽富騰」は、「久延毘古」であって、「久延」は、表意的に、

沙本」に近しい「swՅḥ」(永続させる)を含意する。もちろん、「沙本毘売」の別名が、

佐波遅比売」なので、このとき、「曽富騰」と「佐波遅」は同源の言葉の可能性あり。(※母音変化のみ)

 

#以上に鑑みれば、「佐波遅」が示すアッカド語の「šaḫāṭu」(忿而飛去)は,

#①の「sḫt」()とか、②の「sḫt」(鳥を罠で捕らえる)に、何らかの意味で、

#重なるはずだ。今回は、ここまでを指摘して、ひとまず、終わることとする。

#「sḫt」()=【ALP】(132)=「gud」()=「gu4-ud」(to escape)…で,

#たしかに当該の「sḫt」()は、「šaḫāṭu」[GU4.UD](to escape)を含意する。(※「曽富騰」と同源)