既に、“メソポタミアの星座における二つの「グラ」について”で見たが、
【牛】(Abihijit)=「enzu」[MUL.ÙZ](female goat)=「琴座」(Lyra)は,
天空十二分割の十二宮の「山羊座」(山羊魚)の中心を占める。結局、(※「山羊魚」即ち「エンキ」だ)
【牛】(Lyra)=【OZA】(goat、90)は、【GDYA】(山羊座、31)に重なる。(※【XYA】(命、31)=「Ea」だ)
#「gud」(牛)=「gu4-ud」(to dance)が、「gu4-ud」(Mercury)も意味する背景に、
#実のところ、「エンキ」(40)が「水星」(Mercury)とされることがある。「gud」(牛)、
#即ち、「gu4」(牛)が、「gu」(弦)に掛かる点に注意。「gu」(弦)は、「琴座」(Lyra)。(※「gu」(紐)も意味)
* * *
ところが…「gu4-ud」(to dance)は、「gu4-gu4-ud」(to dance)の場合あり。
言うところの「傀儡舞」(クグツ舞)は、この「gu4-gu4-ud」(to dance)であり、
「傀儡」(クグツ)も、「gud」(牛)=[MUL.ÙZ](female goat)=「琴」、を含意。
其の「傀儡」(クグツ)は、「gu4-gu4-ud」(Mercury)で、「エンキ」(40)を含意。
「山羊座」の中心が、「gud」(牛)=[MUL.ÙZ](female goat)だから、当然だ。
然るに、 “メソポタミアの星座における二つの「グラ」について” で見た様に、
「gud」(牛)=[MUL.ÙZ](female goat)=「琴座」(Lyra)は、「Gula」の化身。(※女神の「Gula」)
この「Gula」は、「偉大な母」とか「母なるグラ」とか「生命の夫人」と呼ばれる。
もう一つの「Gula」(宝瓶宮)を含意し、【QWQY十A】(Aquarius、929)を含意。(※グノーシスの一派)
【QWQY十A】(宝瓶宮、929)=「gu4-gu4-ud」(Mercury)=「エンキ」(40)、だ。
ここで注目すべきは、既稿で述べた「多良知祢」(垂乳根)の「母」と言えよう。
借訓表記は一種類では無い。しかし、「垂乳根」に作る例が有るのは事実だ。
そして「gud」(牛)=[MUL.ÙZ](female goat)の[ÙZ](宇受)を名に負うのが、
「天宇受売」(猿女君)であり、その踊りは、「掛出胸乳、裳緒忍垂於番登也」で,(※「緒」は「紐」の意)
「垂乳根」の【AMA】(母、54)、即ち、「Gula」=【DWLA】(宝瓶宮、54)を含意。(※「母なるグラ」を含意)
#したがって、言語分析から言うと、いわゆる「傀儡舞」(クグツ舞)は、(※「gu4-gu4-ud」(Mercury)だ)
#「天宇受売」の「掛出胸乳、裳緒忍垂、於番登」といった様子の踊り。(※「番登」(陰)=「根」に注意)
#故に、「天宇受売」は、[MUL.ÙZ](牝ヤギ)=「琴座」(Lyra)を表す。
#「gu」(緒)が、「gu4」(gud)=【牛】(牛頭)=[ÙZ](goat)、を提示する。
#「天宇受売」とは、「母なるグラ」=[MUL.ÙZ](female goat)の神格化,
#と結論できる。これは、上述の通り、「エンキ」(40)に重なるものであり、
#歴史的に言えば、【QWQY十A】(Aquarius、929)の集団が関わるもの。
#そんなところか。以上の通りだから、「傀儡の掟」における「掟」(オキテ)、(※『光の黙示録』190頁)
#それは、「垂乳根」=【十ARW十WNA】(discipline、1378)に他ならない。
#「gu4-gu4-ud」(Mercury)=「ὑ δρ ά ργυρος」(mercury、1378)か。