「猿」(サル)が「伊勢大神」の使者である訳とは | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

日本書紀の皇極天皇四年春正月条に、「」の吟(=呻き声)が聴こえて,

時の人が、「此は是、伊勢大神の使なり」と言った…という逸話が出てくる。(※既稿を参照)

この逸話で、声は聴こえても、姿は見えなかった、ということが強調される。

 

*   *   *

 

YΣWO】(foundation507)は、ヨハネ黙示録において、よく知られる通り、自らに言及。

私はアレプであり、タウである。最初であり、最後である。初めであり、終わりである」と。

十W】(507)は、ナクシャトラの【】(Mūla)に当たる。その「Mūla」の意味を調べると、

root」のほか、「basis, foundation, cause, origin, commencement, beginning」とある。更に、

ペルシャ語の「sar」(head, top, summit)には、「beginning, origin, principle」の意あり。故に、

この逸話の「」(サル)は、「sar」(根元)、即ち、【】(Mūla)を表し、一方では、「伊勢」は、

issu」(root, foundation, basis)に由来する【YΣWO】(イシュア507)を表す…そう言える。

 

#【ΣWRYA】(初め729)は、【KMHW十A AMYNA】(真の闇729)に重なる。

#然るに、その【KMHW十A】(595)は、「Σεί ριος」(Sirius595)だから、

#「」(サル)は、「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「シリウス」を表す。さらにまた,

#【ARKWS】(beginnings409)=【RWXA GLYDYA】(凍った息409)であって,

#この場合、「」(サル)は、「šāru」[IM](長息)をも提示。そういうわけで、逸話で、

#姿が見えないことを強調するのは、【KMHW十A】(blindness595)を意識しよう。

#【十W】(507)=【A十A】(504)=【ΣPWDA】(504)=「Sirius」なのだ。