創世記において、いわゆる「海」は、「水の集まり」と規定される。
実際に、【YMMA】(海、122)は、【YMA】(海、72)にも作られて、
【MYA】(水、72)のアナグラムとなっている…この点を押さえよ。
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『父は炎、母は水、子は風であった…子は亡き者とされ、今に至る』(94/01/29)とある。
「水の集まり」である「海」は、複数形の【AMH十A】(母、560)・【AMHA】(母、60)…だ。
したがって、「海」(阿麻)という訓みは、単純に、【AMA】(母、54)としてよいと思われる。
#また、【AMHA】(母、60)は、「an」(天)の数価である。
#露出形の「天」(阿米)は、【AMHA】(母、60)であろう。
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ところが、【MYA】(水、72)は、錬金術において、【KWKBA】(金星、72)を含意。
「イナンナ」≒「イシュタル」を含意。「イナンナ」が、「母イナンナ」と呼ばれるのは、
【MYA】(水、72)が、そもそも、【AMA】(母、54)の意味を負うので。そう言えよう。
【DWLA】(宝瓶宮、54)が、【MYA】(水、72)を含意する点にも注意すべきである.
「母」=「水」=「金星」=「母イナンナ」に転ずるのは、本源的に、「シリウス」であり、
【MYA】(水、72)の集まりたる【YMA】(海、72)も、「シリウス」を含意するのである。
【MZLA YMA】(海幸、172)=【MOLA】(produce、172)=「māl」(wealth)に注意。
いわゆる「海部」(阿麻部)についても、以上の理解において捉えるべきものである。