難訓の「飛鳥」(阿須加)について検討する(1) | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

見た目を分かりやすくするために、具体的な綴りを略して書けば,

次の通り。まとめて言うと、「大いなるシリウス」=「フェニクス」だ。

 

 ・「」(595)=「シリウス」(595

 ・「大闇」(900)=「フェニクス」(900

 

ポイントは、摩登伽経が、【】(九百)の形を、「飛鳥」に作る点だ。

当該の「飛鳥」は、どう訓んでも、「フェニクス」(大いなるシリウス)。

 

*   *   *

 

したがって、栗本慎一郎氏が、「飛鳥」(アスカ)は、「シリウス」の都、

と結論づけるのは、まったく正しい。既に、「飛鳥」(アスカ)について、

少なくとも【AZGA】(porch16)=「」(佐邪岐)=「Sirius」であって、

アスカ」という訓みが、【AZGA】(porch16)を示すことを述べたが、

音形から言うと、この語は、むしろ、“掛かる”と表現するに相応しい。

」(多迦)=「」(多迦)=「」(多迦)=「Sirius」であってみれば,

SLQ】(to go up310)の派生名詞、【ASQA】(sublimation274)が, (※「昇華」の意)

浮上する。これは、古事記の「近飛鳥」の命名譚とも符合するものだ。

 

#【ASQA】(sublimation274)=【QWYLW】(amulets274)≒「guards」は、

#「」(加豆)=「kâdu」(to guard)=「urin」(to guard)=「urin」()、即ち,

#「dāmu」()=「dāmu」(dark)=「Sirius」を示すのである。よく吟味すべき。

 

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」(husband)を意味する「ḫarmu」は、「forbiddenprohibited, untouchable」の意味を持ち、

したがって、「asakku」[AZAG](taboo)を含意する。ところが、この[AZAG]=[KÙ.AN]が、

κύ ων」(1270)=「Σεί ριος」(シリウス595)に掛かる。以上に鑑みるならば、

飛鳥」(アスカ)は、実のところ、「asakku」[AZAG](taboo)を提示。これを覚えておきたい。

シリア語の【AZGA】(porch16)は、「asakku」[AZAG](taboo)と同源の可能性まであろう。