【ALYA D・NOBA】(烏の歌、214)は、【DWQA】(watch-tower、214)。(※「watchman」の意あり)
そして、【QWDA】(鎖、214)に重なる。【OWRBA】(烏、392)そのものが,
【SYRA】(鎖、392)に重なり、【ṢYLA】(訳、162)=「シリウス」を含意する。
【KBLA】(鎖、75)=【KLBA】(犬、75)=「シリウス」である。以上からして,
【NṢA】(鷹、162)は、「多迦」=【DWQA】(watchman、214)、かも知れない。
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「assyrianlanguages.org」の辞書には、「ḫaiāṭu」の見出し語がある。
「spy, surveyor, inspector, watchman, warden」と載る。このときに、
「鷹」(多迦)=【DWQA】(watchman、214)は、「隼人」(ハヤト)だ。
ちなみに、「阿遅鉏高日子根」の母は、「多紀理毘売」だが、実は、
「高」(多迦)は、「鷹」(多迦)に掛かる。そのことを踏まえるならば、
「多紀理毘売」の「多紀理」は、「dāgilu」(one who sees)としてよい。
#「assyrianlanguages.org」の辞書に、具体的意味が掲載される。
#「dāgilu」(observer, onlooker, looker, watcher, spy, spectator)。
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それはそれとして…【MRQD十A D・NOBA】(烏の歌、1207)は、
【ANΣA BRA YWMA OWSQA】(忍坂日子人、1207)に同じ。