(……前項“「猿田毘古」&「冷静なる知恵者」の関係”を見よ……)
>九、 櫛型の木立の三番目 波形の光の向こう
> 岸に近く 葦の立つところ
> 水際に たなびく霞を見付けよ
(※『光の黙示録』175頁)
既に書いたかも知れないが…「岸」(キシ)に近く,
「葦」(アシ)の立つところ、という文面においては,
「kisû」(footing, plinth)と「kīsu」(葦)を示している。
結果として、以下の四つの言葉を示しているのだ。
・「kīsu」(binding, bonds) 参考:「kīsu libbi」(heart constiction)は「狭心症」
・「kīsu」(money-bag)
・「kīṣu」(coolness)……「kaṣû」(to be cold)の派生語
・「kīṣu」(flayed)………「kâṣû」(to skin, flay)の派生語 ※「クシュナー」(毛皮職人)と同系
その場合には、いわゆる「冷静なる知恵者」に該当する一つ、
【KYSWNA】(purse、189)=【SWPYA】(知恵、189)も含意。
* * *
前項を咀嚼するならば…「kun」(尾)に当たる「訶恵志泥」は、
【KYSWNA】(purse、189)=【SWPYA】(知恵、189)なので,
【ṢRRA】(money-bag、702)、「ṣarru」(火星のflashing)を言う。
* * *
物語の「山」(ヤマ)とは、一番の盛り上がりを言うわけだが,(※「大山津見」である)
その最大の盛り上がりは、一般的に、エンディングと言える。
「国玖琉」(孝元天皇)の「玖琉」は、「kur」(山)を示しながら,
「qūlu」(silence)、つまり、「kīṣu」(coolness)を示すわけであり、
其処には、「kīsu」(money-bag)・【ṢRRA】(money-bag、702),
言い換えれば、「ṣarru」(火星のflashing)がある。そういうこと。
「木花之佐久夜」も、「木花知流」も、その局面を言っていよう。(※「大山津見」の娘)
摩登伽経で、【昴】(休留)の形状が「散花」とされる点に注意。
「kīsu」(money-bag)の現れ方、その態様を言っているわけだ。