分からないものを分からないまま置くこと | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

ARIONが提示した「格言」(?)の一つとして、次のようなものがある。

即ち、「分からないものは、分からないまま、置いておけ」というものだ。

 

*   *   *

 

これには、主として、二つの意味がある…そう私は理解している。

一つは、「無理に分かろうとするな」という側面。更に、もう一つは、

有るものを無いことにするな」という側面。私の記憶だと、たしか、

ARIONが強調していたのは、後者である‼ 「分かろうとはせずに,

分からないままの状態で、その分からないものを、ただ保持せよ」。

こういうニュアンスだったと思う。実は、これは、かなり難しいことで,

ありがちなのは、「無意識のうちに、記憶から消してしまうパターン

である。何故そうなるか?と言えば、混乱した情報が苦痛だからだ。

ここで言う「苦痛」とは、「心理的不安定」である。又「不都合」である。

 

#「不都合」だから、「無い」ことにしてしまう…そういう行動は、

#意識的にも、することであるが、実は、意識的にする以上に、

#無意識のうちに、そうしてしまう、というケースが遥かに多い。

#だから、「断片は、断片として、位置づけが全く分からなくても、

混乱を招くとしても、先ずは、置いておく」という作業が必要だ。

#それを意識的にしないと、「在りもしない現実」を、造ってしまう。